産後ケアセンターを利用してみた(1/3)
- 予約困難な人気施設
私の住む世田谷区では、「産後ケアセンター桜新町」という施設があり、産後に育児で困っている母親が子供が4ヶ月になるまでの期間に利用することができます。ここでは「ゆっくりお母さんになってください」をモットーに、滞在中は授乳から育児、発育まで相談にのってもらい、食事、シャワーの時間は赤ちゃんを預かってくれ、休息することができます。
我が家は両方の親(子供達からみたおじいちゃん、おばあちゃん)ともにすぐに手伝いにきてもらえない距離に住んでいて、仕事もしているため、夫婦だけで頑張らなくてはならない環境でした。
ということで、これを利用しない手は無い!と、私も事前登録していました。この施設の利用は、世田谷区民の場合・・・1泊2日 6400円 、追加1日ごとに3200円という格安の料金で利用可能です。すごく安いですよね!区外の人の利用は、なんとこの10倍のお値段。誰もが利用したいと思う人気の施設なので、予約は難しいとの噂を聞いていました。2週間前から予約可能なので、多くの人は出産したらすぐに予約の電話をするそうです(そのタイミングが一番優先して利用させてもらいやすい、との話を聞いたことがあります)。
私の場合、息子達の体重が少ないため退院の日がなかなか決まらなかったため、退院してから予約の電話をせざをえませんでした。とはいえ、「困っている人が対象」で、登録内容によって予約の優先順位が決まることから、はじめての出産&育児が双子、近くに手伝ってくれる人がいない私は最初の電話で4泊5日で予約が取れました!
※宿泊はMAXで6泊7日の利用が可能ですが、ちょうど1ヶ月検診が入ってしまったため5日の利用で希望を出しました。
利用している時に知り合った他のお母さんからいろんな話をうかがってみると、何度も電話してやっと1日だけ日帰り(or1泊2日)利用できた、という方が何人も。一方、私が利用した後に出産した友人、知人が3人いますが、みなさんMAXの1週間利用できたという話も。予約の難しさはタイミングによるのかもしれません。
・・・ちなみに私は4泊5日だったので、あと1泊2日利用可能なのですが何度か電話したものの結局予約は取れませんでした。
- 産後ケアセンターでの過ごし方
基本的に母子同室。1日3回の食事の時、シャワーの時はスタッフルームで赤ちゃんを預かってくれます。沐浴は朝食の後にスタッフの方がしてくれ、沐浴上がりのお世話はお母さん達がそれぞれ行います。「今日はゆっくり寝たいので夜あずかってください or ミルクの時間になったら呼んでください」とか、そういうのも全然お願いできました。むしろ、スタッフの方から「預かるよ〜、お母さん寝てね〜。」など、声をかけてくれました。
その他、毎日担当の助産師さんが、「今日はどうする〜?」と希望を聞いてくれ、母乳ケア(おっぱいマッサージ)をしてもらったり、ボディケア(別途有料)をしたり、足湯したり、抱っこひもやスリングなどの使い方を教えてもらったり、カウンセリングを受けたり、沐浴の指導をしてもらったり、当日どんなサポートをしてもらいたいかを相談してきめます。
私はどのくらい母乳を飲んでいるのか確認したかったので、すこし面倒でしたが、授乳は体重計のあるスタッフルームへ行ってするようにしていました。そこでは、ほかのお母さんとおしゃべりしたり、スタッフルームで預かっているお世話をしている助産師さんにあれこれアドバイスをもらったり。家で1人で新生児二人のお世話をしているのとは大違いで、息抜きをしながら、気持ちの余裕をもって赤ちゃんのお世話をする時間を過ごせました。
ちゃんとごはんを食べるって大切。しっかりシャワーを浴びてリフレッシュするって大切。人と話す、共感する&してもらう、って大切。そんなことを実感。
実際どんなことを教えてもらったか、実際に利用してみて思ったことについては、「産後ケアセンターを利用してみた(2/3)」で書きたいと思います。
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