抱っこひも - 双子の育児 blog

育児グッズについても色々書いてみようと思います。まずはマストアイテムと言える抱っこひもについて。

エルゴベビー

抱っこひもとして我が家で使っているのは、エルゴベビー（オリジナル・ブラック）とエルゴベビー（オーガニック・ネイビーミッドナイト）の２つです。どちらも友人達からの出産祝いとしていただきました。それぞれインファントインサートといって、新生児から使うためのインナーを併せて使い始めました。

友人達から抱っこひもをプレゼントしたいがリクエストはないか、と聞かれていたので、出産前にどんな抱っこひもがいいかな、と迷っていました。ベビザラスに足を運びみてみたものの、実際に赤ちゃんがいるわけではないのでどれが良いのか判断できず・・・すでに育児をしている友人のすすめでエルゴベビーにしてもらいました。とっても使いやすいのでオススメです。デザインも良いですし、各ストラップの長さの調整も簡単、肩と腰に負荷が分散されて体が楽なのも良いです。が、他の抱っこひもを使ったことがないので、比較してどうか、ということはわかりません。

いただいた時に、インファントインサートとよだれパットをセットしてくれていましたが、これは必須だと思います。うちの子は小さく（2300gと1900g）産まれてきたので、インサートは暑いかな、と思い始めた4ヶ月頃まで使っていました。首が据わらない赤ちゃんの首や、ふにゃふにゃした体をサポートするだけでなく、防寒にもなります。インサートの中に入っている椅子のような役割のクッションだけは、暑くなってきてインサートを外した後も、使っていました。というのも、体が小さいのでそのクッションがないと埋もれてしまって顔が上から出なかったからです。加えて、クッションがあると、両サイドから足を出さずにあぐらをかかせるような体勢を作ってあげやすいというメリットがあります。月齢の低いうちから足を開かせて抱っこしていると、股関節脱臼になりやすいそうです。

抱っこひもの使い道

おでかけ。抱っこひもと言えば、街で抱っこひもを使って赤ちゃんを連れているお母さんを良く見かけますし、もちろんメインの使い道はこれだと思います。我が家でもベビーカーを使わずに主人と二人ででかける時には、それぞれエルゴをつかって抱っこしておでかけしています。

おでかけ以外に重宝したのが寝かしつけの時です。エルゴベビーで抱っこしていると、とても良く寝てくれるんです。

双子の育児では、いかに腕（＆手首）を使わずに抱っこするか、というのはひとつのポイントじゃないかと思います。私も最初の頃に抱っこの仕方が下手だったので手首を痛めてしまいました。一度痛めてしまうとその後、長い間ひきずってしまうんです。腕と手首を使って、抱っこしてゆらゆらして寝かしつけ。それが2人ともなればとっても大変です。腕や手首だけでなく、肩や腰もつらくなります。できるだけ体に負担をかけないように工夫したりすることが大切だなぁと実感しています。

エルゴの難点

これは、ずばり2人同時に抱っこできないという点でしょう。

エルゴはおんぶにも使えますが、首がしっかり据わるまではおんぶはできません。首が据わったら、前に抱っこ、後ろにおんぶ、できないことはありませんが、おすすめできません。エルゴは肩に負担をかけないように設計されているからなのか、肩ストラップが結構しっかりしていて厚みがあります。そのため、前で抱っこ、後ろでおんぶしようとすると、肩のあたりがかなりゴツくなってしまいます。あと、エルゴでおんぶって、横から赤ちゃんが抜け落ちてしまいそうで心配なんですよね。特にまだ体が小さい頃は。私自身何度かおんぶでも使いましたが、赤ちゃんの姿勢が少し窮屈そうなのでおんぶする時には別途購入したおんぶひもを使いました。（詳細はまた別途書こうと思います）

2人に同時に泣かれた時に、同時に抱っこしてあやしてあげられない。同時に抱っこしてあげれたらどんなにいいか・・・と思うことが数えきれないほどありました。エルゴで１人寝かしつけた後にエルゴから外してベッドに置いたと思ったら、先に寝かしつけていた子が目を覚まし、その声でもう１人も起き、インサートにくるまれて泣く2人を前に途方に暮れたこともありました（涙）。。。

そういった意味では、スリングを２つ用意しておいてもよかったかな、と少し後悔しています。スリングなら、首が据わる前から2人同時に抱っこできます。私も最初の頃、スリングを買おうと迷って、使い方も教わったのですが、コツが必要で慣れるまでは難しそうだなと思い、結局は買わず終いとなってしまいました。今から思えば、旦那さんが家にいる時に二人同時スリングの練習をしておけば、１人の時でも活用できたかな、と思います。