双子の妊娠、出産、育児についての振り返り・日々のこと・役立つ情報など

双子の育児 blog

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「家事と育児」の両立という話

ちまたでよく聞く「両立」の悩みと言えば「仕事と育児」。でもそれ以前に大きな問題になるのは「家事と育児」の両立です。私の場合、特に生後半年くらいの間は育児に手一杯。家事なんてろくにできていないのが当たり前のような生活になっていました。

 

家事はできて当たり前ではありません

世の中の育児未経験者(男性含む)って、育児についてはうまくいかないこともある、と想像できたとしても、家事についてはできて当たり前と思ってるところはないでしょうか。私自身、出産する前は、育児休暇中、または仕事をやめた場合、「専業主婦」になるわけで、育児が大変で家事ができないという状況を想像できていませんでした。

 

最初の頃は、おむつ替えは日に20回前後。1人で2人の赤ちゃんを順番に沐浴させ、体のお手入れをして、着替えさせ。寝かしつけを含めて1日に10回以上は授乳。おっぱいをあげても後半には出ない、足りないと泣く子をあやしながらミルクを作り。その合間に子供の機嫌をうかがいながら哺乳瓶を洗って、消毒して。2人同時にぐずった時もひたすら同時授乳。寝かしつけが一番大変で、やっと2人寝たと思ったら、片方が起きて泣いて、もう片方も起きたり。それを何度も繰り返したり。2か月を過ぎた頃からは発達に良いから、と毎日散歩におでかけ。出かけるにも一苦労。出先でも一苦労。夜中も良く起きる。あれ?今週何時間寝たっけ?というレベルの睡眠時間。

結果・・・家事なんてろくにできません。

 

両立はあきらめる。チルドレンファーストで。

育児と家事、優先させるべきは「育児」です。お腹を空かせてる赤ちゃんに授乳すること、おむつが汚れている赤ちゃんのおむつを替えること、かまって欲しくて泣いている赤ちゃんをあやすこと、健康に育ってくれるように部屋を清潔にしておくこと、服が汚れたら洗濯したきれいな服に着替えさせてあげること、毎日お風呂に入れてあげること、こういった育児より優先するべき家事って思いつきません。

 

だから家事はできる時にやるしかない。できない時に「やらなくちゃ」なんて思ったってできないものはできない。だから最初からあきらめることにしました。「やらなくちゃ」と思っているのに「できない」っていうのはストレスになるんですよね。家事をあきらめることで気持ちにほんの少しでも余裕を持って子供に笑顔で接せられるなら、その方がいいと思いました。ただでさえ子供一人一人にかけれる時間が少なくなりがちな双子の育児。少しでも一人一人の子供にかまってあげたいです。

 

半年を過ぎた頃から、気持ち的にも体力的にも少し楽になってきたと感じ始め、おすわりも安定してきた8か月を過ぎると随分楽になったと言えるくらいになりました。そうなると自然に家事でできることも増えてきました。だから「家事と育児、どうやったら両立できるだろう」なんて考えなくてもいいんじゃないかと思っています。 

 

そんな私は家事をどうしていたか

・掃除、片付け・・・お風呂は毎日掃除する。赤ちゃんエリアも優先。次がキッチン。それ以外は散らかっていてもよしとする。掃除機を毎日かけられなくても、気がついたところはクイックルワイパーやら、テープのコロコロですます。

洗濯・・・子供のもの服は多めにそろえて、多少洗濯物がたまっても「着せる服が無い〜」「着替えがないから汚れたけどこのままで〜」という状況にならないように。子供のものは週に2、3回。大人のものは週に1回、週末に。洗濯は子供の月齢が上がるに従ってどんどん頻度が上がっていきました。(その方が楽に)

買い物・・・食べものは日持ちするものを週末にまとめ買い。ネットで帰るものはネットで。お散歩ついでに買い物できるようになってからはお散歩の時に。

料理・・・料理は好きなので夜ごはんは子供を寝かしつけた後にちゃんと作る。(それが息抜きでもありストレス解消にもなりました)日中は手抜き。旦那さんがいて手が少し空く夜のうちに、具沢山のお味噌汁を数日もつ位沢山作ったり、具沢山の炊き込みごはんでおにぎりを作り置きしたり。お茶は授乳中でも飲めるように水筒にいれて。

 

ちなみに旦那さんは・・・

元々どういう考えを持っていたかわかりませんが、育児でヘトヘトな私の生活を知っているわけですから、「家事ももう少しやって欲しい」とかは言わず、できる時に洗濯や洗い物などを手伝ってくれました。結婚した時も私が家事が苦手なことを知ってか、料理以外は期待していない、とあきらめ半分だったことも幸いし、私と同様あきらめてくれたようです〜。

 

双子の育児の場合特に、大人のことよりも赤ちゃんのことを優先することが多いかもしれないけれど、これからもチルドレンファーストで頑張りたいと思います!