双子の妊娠、出産、育児についての振り返り・日々のこと・役立つ情報など

双子の育児 blog

双子の妊娠、出産、育児について、経験したこと、日々のことを書いています

世の中のパパたちに、家事育児の「分担」と「手伝い」の大きな違いを分かって欲しい

”イクメン”という言葉もだいぶ耳慣れてきましたが、旦那さんが「家事(育児)に協力してている」といっても「手伝う」のと「分担する」というのでは、全然違うと思っています。

 

もちろん、手伝ってくれるだけでも嬉しいのですが、できれば分担して欲しいんですよね。

 日経DUALでこんな記事もありました。


夫婦げんかの大原因「家事分担」こうして乗り切った | 日経DUAL

 

どこのお家もけんかになるんですね。かくいう我が家も先日けんかしたのはこれが原因でした。 記事では共働きのパパ達のお話が取り上げられていますが、育児中でもけんかになったり、ならなくても不満に思っていたり。この「分担」と「手伝い」の違い、育児をしているママ友達にはすぐに理解され「だよね!違うよね!」となるんですが、夫さんにはなかなか理解してもらえませんでした

 

やらなきゃいけないのは誰か 

何が違うかと言うと

手伝いは「家事育児は全て妻がやるべき担当だけれども大変だから手伝ってあげる」

分担は「家事育児でやるべきことを妻と夫で分担する」

という違いではないかと思います。やるべき(こういう表現も嫌ですが)人がひとりなのか、ふたりなのか。

例えば、お皿洗い。台所に洗っていない食器があった場合に誰が「やらなきゃ」と思うか。家事の分担として旦那さんがお皿洗いをやることになっているのであれば、旦那さんが「やらなきゃ」と思い、もし都合が悪くてできないのであれば「悪いんだけどお皿洗いできないから今日代わりにやってもらえるかな」となるわけです。「手伝っている」場合はこういう言い方にはならず、やらないっぱなしになってしまいます。

 

前に家事と育児の両立について書きましたが、いくら育児休暇で仕事をしなくてよくても育児をしながらすべての家事をこなすのはとっても大変なので、できる範囲で旦那さんもそれを理解してできる範囲で協力=分担してもらえるととっても有り難い。

私のように家事できていないことが多い場合、常にやらなきゃいけないことがあって手伝ってもらい時に「悪いんだけど」「お願いがあるんだけど」「ごめんね、ありがとう」と言うことが多くて気持ちが疲れてしまいました。

 

1つ分担してもらえるだけで気持ちが全然違う

そこで夕食後のお皿洗いを分担して欲しいと旦那さんにリクエスト。なぜかというと夕食後なんてもうヘトヘト。さらに子供が目を覚ましたら再度寝かしつけで、一緒に寝てしまうことも。朝起きると洗っていない洗い物が台所のシンクにたまっていることも日常茶飯事。旦那さんはiphoneのゲームをしていることが多いので洗い物くらい分担して欲しかったわけです。

けんかもしましたが、最終的には旦那さんも理解してくれ、夕食後の洗い物をやってくれるようになりました。夜するか翌朝するかはもう彼に任せていますが、ともかくやってくれるようになってすごく嬉しい。ゲームをしているなんて書くと非協力的な印象があるかもしれませんが、家事も育児も結構やってくれているほうなんだとは思います。ただ、明示的に担当してくれているのは朝起きた後のおむつ替えとミルク作り。

家事全般については気が向いた時にやってくれますが「手伝ってあげてる」感が嫌でした。それが今回担当してくれるようになり、夜やり残して朝やろうと思ったけれど会社に間に合わない状況になった時「悪いんだけど今日お皿洗い代わりにやってもらえないかな」と言われた時にはちょっと感動してしまいました。

 

少し前のデータですが、「イクメン急増中!? あなたは育児・家事、どこまで参加していますか?」というものをみつけました。


イクメン急増中!? あなたは育児・家事、どこまで参加していますか?【Benesse(ベネッセ)教育情報サイト】

 

この中で「パートナーの方はどの「家事」を協力してくれていますか」という設問の結果として「皿洗い」の項目は44.8%という結果です。これには「毎晩」「早く帰ってきた日」「週に3回は」「休みの日」などきちんと分担している場合も、「気が向いた時」(場合によっては週に1回や月に1回)に手伝っている場合も、両方含まれている結果だと思います。

 

子供が産まれて「イクメンがんばります!」という意気込みを聞かせてくれる人が周りにもいますが、自分の気の向くままに「手伝ってあげる」という意識でやるのではなく、ぜひとも何か「分担」して頑張って欲しいです。